今年は観戦記にしません〜府中市民のダービー


使命感?

 1996年以来、観戦記を書こう!と毎年思いつつ、完成したのは1996、97年の2年のみ。あとは未完だったこともあり、今年は観戦記は書かないつもりです。

 5年前は、まだインターネットも今ほど普及してなく、ホームページを作る人というのは限られていたので、ひとつ素人の目からのダービーを報告してみよう!と思って使命感にも燃えていたのですが。昨今は誰でもホームページなんて作れるし、私なんかよりもずっと立派な観戦記もどこかにあるでしょう、ということで、観戦記はやめにしようと思います。

 かと言って、ごくごく一部の方は訪問して下さってますので、相変わらず元気ですよ、という意味をこめて、思いのままに書き綴るのは許して頂こうかと思います。

府中市民としてのダービー?

 もちろん、ダービーは今年も観戦します。実は最近まわりで競馬を話す人が減ったりで、競馬熱はちょっとさめてきてます。また今年はアグネスタキオンでしょうがない、と思っていたのに、残念ながら屈腱炎発症。その他にも有力馬の出走回避が続々。ちょっと興味がそがれた感、なきにしもあらずです。

 でも、府中市民にとってのダービーというのはちょっと特別だと思ってます。
 私の住んでるのは府中市でもかなり北側の方で、競馬場からは2kmくらい離れています。さすがに普段は競馬へ出かける人の姿など皆無の場所。けれども以前はダービーといえば、新聞片手に駅へと歩く人、自転車のかごに新聞を入れて南へと走りいくおじさん、そんな姿が突然現れる、特別な日だったのです。

 今でこそ、入場券が全て前売りになってしまった影響か、そういう姿もほとんど見かけなくなりました。でも自分の中の原風景(?)には、そういったものが焼き付いてしまってるんですね。これを継承する義務のようなものが自分にはあるんではないか(^^;、そんな大げさなものではないですが、可能な限り、ダービーには足を運びたいと思うのです。

 というわけで、今年も入場券はゲットしてきました。GW中の発売には驚かされたのですが(例年家にはいないので)、東京では翌週もちゃんと発売してました。もちろん去年のアグネスフライトです。



 次のページへ  もくじのページに戻る