京都新聞杯からダービー馬なんてどう?


京都新聞杯が春へ

 「京都新聞杯」といえば菊花賞トライアル。それは年中私が競馬に漬かりだした、トウショウボーイの時代から決まっていたこと。そんな伝統的なレースが、今年は5月だっていう。オールドファンにはなんかピンと来なくてちょっと寂しい気もする。そりゃ今はNHK杯も無くなってしまったんだけど(実はいまだに「共同通信杯四歳S」という名もなじまない私・・・「東京四歳S」の方が格好いいのに)。

東上最終便

 昨年までのこの時期の京都の四歳重賞といえば、京都四歳特別。いわゆる東上最終便と呼ばれたレース。トライアルではないけれど、賞金的にこのレースを勝ち上がって、伏兵馬としてダービーに向かう馬も多かった。以前なら「関西の秘密兵器」的な意味もあった訳だけど、最近の関西馬は表舞台でしっかり強いからねぇ。まぁ、こんな風に騒がれる割に、このレースの勝ち馬で、本番につながったことはあんまし無いのだけど。

 でも今年はレース名が変わった。「京都新聞杯」。なんか名前が変わっただけで、クラシックに近づいた気がしません?(笑い) しかもタイミング良く、アグネスフライトなんていう馬が強い勝ち方してきて。こいつは応援してみたいって気になるじゃない。

母系はクラシック血統

 なんと言っても母馬は桜花賞馬「アグネスフローラ」。母の母もオークスを制した「アグネスレディ」。こんなクラシック血統に父「サンデーサイレンス」。去年の勝ち馬じゃないけど、名血だよねー。父こそ今はときめくSSだけど、やっぱりクラシック馬からクラシック馬というのが、オールドファンの正しい楽しみ方じゃないかという気もするし。

名手・河内騎手

 鞍上が河内さんというのもいいよねー。フライトの祖母レディでオークス、母フローラで桜花賞を制したのも河内さん。牝馬クラシックは何度も勝ってるのに、牡馬クラシックというとなんでこんなに縁遠いの?って不思議に思うほど。そろそろ頂点に立ってもらいたい、玄人好みの騎手の一人。

 柴田政人騎手がウィニングチケットで悲願のダービー制覇をしたのは、44歳の春。河内さんは今年45歳でその年齢を越えてしまった。よし、今年はこの馬とこの騎手を応援しよう! そしてスタンドで「カ・ワ・チ」コールを叫ぼうっ(^^)・・・そう決めてしまった怪鳥なのでした。

おまけ

 ・・・と思って、グリーンチャンネルのダービーフェスティバルを見ていたら、井崎さんの大本命かぁ。うーん、これは負けるかも(^^;。それにしてももうちょっと騎手の話が聞きたかったぞ! 河内さんが何回失笑していたことか。>主催者

 クラシック血統って、オースミコンドルもそうなのね。母アラホウトク(桜花賞)、母の父トウショウボーイ(皐月賞)。あ、アラホウトクが桜花賞を制したのって河内騎手じゃなかったっけ。。。



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