カーリング女子予選(日本VSノルウェー)

その2(試合開始)


 今回のオリンピックには、日本の他にノルウェー・イギリス・ドイツ・スウェーデン・デンマーク・アメリカ・そして最有力国カナダ。なんとカナダは、カーリングが国技なのです!
 では日本女子団は?というと、これがわりと強いという評判で、「がんばればメダルに手が届くかも」という声も。そのためにも今日の予選に、ぜひ勝ってほしいです。


入場してきた期待の日本女子チーム

左から、

大久津選手(Skip)
加藤選手(Third)
近藤選手(Second)
丹羽選手(Lead)
三村選手(Alternate)




 カーリングの簡単なルールは、ぜひこちらをご参照下さい。
(北海道の常呂町のホームページより)。


 「カーリングは氷上のチェス」と言われるように、ストーンをどう取るか、どう取らせるかにかかっています。

 単純にハウスの真ん中に置いていくだけでは、後攻チームの石にはじき出されてしまい、ラストストーンを投げる後攻が1点取るだけのゲームになってしまいます。そこで手前にガード役をする石をおいて得点圏のストーンをはじかれないようにしたり、相手の2石を一度に出すテクニックを使ったりします。

 カーリングという名前は、「カール(回転)する」という意味です。まっすぐ投げるだけでは、コントロールが効かず思った場所へ滑らせることができません。時計回り(インターン)や反時計回り(アウトターン)させることで、手前の石から回り込んで置くことや、相手の石を希望の方向へはじき出すことができます。丸い石と丸い石をぶつけるところは、ちょっとビリヤードの動きにも似ています。

 ま、とにかく日本の試合を見てみましょう。

 

左:リードの丹羽選手  右:戦略を相談する大久津選手と加藤選手


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