人気から考えれば、この馬券をそれほど多くの人がとったとは思えない。それでも新しいヒーローの出現を、多くの人が祝っていた。この辺りは昔のギャンブル要素の多かった競馬とは違って、スポーツ化してきた良い流れだと思う。ウィニングランで戻ってきたフサイチコンコルドと藤田騎手を、大歓声が祝福した。どこからともなく沸き上がる「ふじた」コール。藤田騎手がこの歓声に答えて、地下馬道へと消えていった。
関係者の記念撮影
地下馬道から再び勝利馬が戻ってきて、関係者との記念撮影が始まる。そして盛大な表彰式へ突入。こうして今年のダービーも幕を閉じたのであった。
